WordPressで作成されたサイトをOneThird CMSに置き換える場合の手助けになるよう、WordPressで行っていたことをOneThirdではどうやるかについて説明します
OneThird CMSでは、WordPressの固定ページ/投稿ページにあたるものはありません
WordPressと同じような動作をさせるためには設定を行う必要があります
OneThird CMSをWordPessの様にブログ専用CMSとして使用するには、ブログ専用パッケージ「 Platinum Star」をご利用ください
Platinum Starのダウンロードはこちら
WordPressは各ページにスラッグを割り当てることにより、そのページを投稿番号以外の名前で開けるようになります
OneThird CMSでは、これをページエイリアス(Page Alias)と呼んでいます
ページエイリアスは、ページプロパティで設定できます
ページ番号でアクセスする場合は config.php 内の $config['permalink'] によって展開されます
$config['permalink'] は初期値で "p{page}.html" で {page} はページ番号に置換されます
WordPressでは日付にも展開できますが、OneThird CMSでは日付の展開には対応していません
※ 日付の展開について、要望がある方は facebookに要望をお願い致します
OneThird CMSでカテゴリーを作成するには、Tree構造をそのまま使うとほぼ同じ感覚で使えます
また、タクソノミーについても同じく投稿をTree上位管理することにより、ほぼ同じことができます
WordPressの場合、投稿と固定ページの管理方法が同じでないために、タクソノミーが必要となりますが、全てのページで階層管理ができれば、実用上の必要はなくなります
ただし、標準パッケージでは、カテゴリーリストに表示にはカスタマイズが必要となりますので、ブログ専用パッケージ「 Platinum Star」をご利用ください
Platinum Starのダウンロードはこちら
OneThird CMSでは、基本のページ構成がTree構造ですのでWordPressとは基本仕様が異なります
まず、全てのページにテンプレートを設定することができます (ページ設定のtemplate)
また、下層ページにも作成時自動的にテンプレートを割り当てることができます (ページ設定のLower template)
更に、ページの初期値の設定することができます (ブロックメニューのformat設定)
ページフォーマットを使うと入力フォームを簡単に作ることができます
例えば、カタログサイトなどを作る場合は、embedタグで、ページのひな形を作ると便利です
なお、テンプレート階層に相当する機能はありません、ページにテンプレートが設定されていない場合、default.tplがよびだされるだけです
ユーザータグ作成で同じことができます
詳しくはショートコードを参照してください
バックアップツールを使用したバージョンアップが利用できます
詳しくはこちらを参照してください
初期状態でRSS,サイトマップ両方に対応しています
RSSは、
サイトURL/atom.xml
サイトマップは、
サイトURL/sitemap.xml
で表示することができます
サイトマップでは全てのページを対象に一覧表を作成します
RSSに関しては、RSSプラグイン($plugin_ar[ RSS_ID ])のtypeプロパティで設定できますので、インストールフォルダ/files/1/plugin.phpを変更してください
システムメニューの「site settings」を選択し、basic settingタブからメンテナンス画面の表示が設定できます
メンテナンス時に表示する文字列は、option3で設定できます
ページ一覧は2種類に対応しています
ページ全体を表示するには、ページ一覧プラグインを使います
ページプラグインはもともと内部管理用ですが、一般ユーザーに対して開放することもできます
ページプラグイン内の「setting」ボタンをクリックし、アクセス権限を「public」に設定してください
ページ一覧プラグインを使うより、フォルダプラグインを使ったほうがもっと簡単です
フォルダプラグインでは、ページの一覧とページ/フォルダの追加が行えます
また、拡張フォルダ テンプレートモジュール(ex_folder.php)を利用すると、ページ一覧プラグインと同じようにTree表示ができます
ページフォルダプラグインを使用している場合は、DESCオプションを設定することで、降順/昇順を切り替えられます
自由なソートを行うには、張フォルダ テンプレートモジュール(ex_folder.php)を使用してください
標準サポートしています
{$call('breadcrumb')}でパンくずリストに展開されます
実体は、theme.php内に定義されています
インストールフォルダ/files/1/plugin.php 内にサンプルがありますので、コメントアウトしていただくだけでキャッシュが使えます
サンプルを見ていただければわかると思いますが、初期状態で一時間ごとにキャッシュを更新するようになっています
ただし、ほとんどのケースでキャッシュプラグインは不要です
キャッシュファイルを呼び出す時間と、通常表示の時間は殆ど変わりません
インストールフォルダ/files/1/plugin.php 内にサンプルがありますので、コメントアウトしてください
インストールフォルダ/files/1/plugin.php 内にサンプルがありますので、コメントアウトしてください
標準機能として搭載しているので、プラグインは不要です
タイトル、デスクリプションは、ページ設定で行えます
カノニカル設定は、自動で行われます
※ キーワードは、Googleが見ないため設定項目はありません
appendタグで任意のメタ情報をヘッダにつけることができます
例
{$append('head')}
ここに書いたテキストはそのままの形で、headタグ内に展開されます
OneThird CMSでは、WordPressのような自動バックアップを搭載していません
代わりに、バックアップツールを使ってください
バックアップツールでは、全ページの差分バックアップや個別ページのバックアップを行うことができます
※ 自動バックアップ機能をご要望の方は、 facebookページにてリクエストください
昨今のWeb事情を考えますと、徐々にレスポンシブが定着しつつあります
これは、スマートフォンだけではなくタブレットへの対応」が必要となったためだと考えられます
そこで、標準のスマートフォン対応は見送っています
個別に対応テーマを作成し、ご対応ください
OneThird CMSでのお問い合わせフォームは、コンタクトプラグインで簡単に作成することができます
しかし、Contact Form 7のように高機能ではありません
もっと細かいフォームを作るには、embedプラグインを使うとContact Form 7より自由にフォームを作れます
v1.3xから、embedプラグインを利用したお問い合わせフォームになりました
項目の追加/変更/削除が自由に行えます
カスタマイズで対応可能ですが、標準機能では搭載していません
※ カスタマイズの方法が知りたい方は、 facebookページにてリクエストください
カスタマイズで対応可能ですが、標準機能では搭載していません
※ カスタマイズの方法が知りたい方は、 facebookページにてリクエストください
CMSによっては、WordPressのテーマがそのまま使えるものも存在しますが、思わぬトラブルが発生したりOneThird CMSの特徴が損なわれる場合があるので敢えて搭載していません
多くの場合、ページをそのままコピー・ペーストしていったほうが、綺麗にリニューアルできます
また、OneThird CMSではテーマウィジェットの作成を推奨していません
汎用的なウィジェットを搭載すると、プログラムが複雑になり動きが遅くなるためです
WordPressの無料テンプレートを使い方は、テンプレートを表示した後HTMLを所得し、そのHTMLにOneThird CMSのタグを組み込めば、簡単にテンプレート化する事ができます
詳しくは、こちらを参照してください
WordPressの条件分岐はテンプレート上でわかりにくくなるだけでなく、思わぬ動作不良を起こすことがあります
そこで、ユーザータグでphpプログラムを書くことを推奨しています
基本的には、WordPressで行えることは全て実現可能だと思います
これ以外で、置き換え方法が知りたい方は、 facebookページにてリクエストください