OneThird CMSでは、ページ管理は階層構造を持っていますが、URL上ではフラットです
WordPress等のCMSでは、ページの階層構造はそのままURL上の下位リンクとして表現されます
例:Helpページ配下にtips.htmlがある場合
Wordpressでは
http://onethird.net/help/tips.html
OneThird CMSでは
http://onethird.net/tips.html
OneThirdでは、ページ内のリンク(パンくずなど)は階層構造に対応していますがURLは階層構造に対応していません
これは、Googleがページ階層のURLは階層構造を持たずページ内で表現しても構わないと公言しているからです
そしてその理由の一つは、ページリニューアルの際、ページの階層構造を入れ替えてもページインデックスが混乱されないからです
例えば、上記例にて
リニューアル後、
tips.htmlが、document配下に引っ越ししたとします
すると、WordPress方式では、外部サイトにリンクされていた場合、最悪ページが見つからないというエラーがでますが
OneThirdの場合は全く影響がありません
旧) http://onethird.net/help/tips.html →リンクが切れる or 外部リンクが混乱する
新) http://onethird.net/document/tips.html
ユーザーは、ページ構造をパンくずや、ページ内リンクで認識すべきであり
ページ閲覧時、現在アクセスしているURLを意識することはほとんどありませんし意味もありません
こういった理由で、OneThirdの場合URLはフラットになっています
また、関連情報としてOneThird CMSではURLはページ番号だけでもアクセスすることができます
例:tipsのページ番号が555の場合
通常URL
http://onethird.net/p555.html
番号
http://onethird.net/555
その他のアクセス(URLの一部に番号が入っていてもOK)
http://onethird.net/AAA_555.html
ページエイリアス(tips.html)が設定されている場合
http://onethird.net/tips.html
これは、ユーザーが目的の記事に到達するため、ページ番号でアクセスする可能性は十分あるからです
例えば、バグ管理などでバグ発見者がプログラマに
「123番のバグを対応してください」
といった指示の仕方を行うことは十分考えられます
そこでそのようなアクセスが可能となっています
このように様々な形式でページにアクセスできますが、Googleのインデックスに影響を与えないよう、正規のURLでアクセスしない場合は、カノニカルが自動的に設定される仕様となっています
なお、正規のURLは、config.phpの $config['permalink'] で変更することができます