Heaven's Door v1.72から静的出力ツールの仕様が大きくかわりました
以前は静的出力ツールは標準プラグインとして同梱されていましたが、v1.72からはインストールが必要となりました
新静的出力ツールは、ローカルPCで作成したファイルをFTPでアップロードする従来スタイルと
OneThird CMS独自の静的/動的ハイブリッド運用の二種類のスタイルで出力することができます
- サイトを静的/動的ハイブリッド運用に変更するにはこちらを参照してください
バックアップツールの[online install]から、静的出力ツールをイントールしてください
システムメニューから静的ページツール(static page tool)を起動してください
1.Check html ... 静的ページの一覧を表示します
クリックするサイト内の下書きや隠しページ以外のすべてのページがブロック状に並びます
各ブロックは色分けされていて、各色の意味は以下のとおり
* allow output .... htmlファイル(静的ページ)がディレクトリ上に存在している状態
* deny output .... プラグインやモジュールが設定されていて出力できないファイル
* old file .... ファイルが存在しているが、動的ページより静的ページの日付が古いもの
* none .... 出力設定されているが、静的ページが存在しないもの
2.Write html ... 更新可能なファイルを更新する
* old file と* none で表示されているページを更新し、* allow output にします
3.Scan HTML ... 出力フォルダ内のHTMLファイルをリストアップする(選択削除可能)
4.Write Other files .... CSSや画像データなど、HTMLファイル以外を所定のフォルダにコピーする
5.Remove html files .... 出力フォルダ中のHTMLファイルをすべて削除する
ボタン ... クリックすると、出力指定されていないファイルを出力指定し同時にファイル作成します
ボタン ...クリックすると、出力指定されているファイルを除外し、同時にファイルがあれば削除します
ボタン ... クリックすると、ファイルを再度作成し最新にします
ボタンをおした時、エラー表示となり追加できない場合があります
上記例では、ページにモジュールが適用されている為、静的ファイルとして書き出しができないことを示しています
しかし、一部のプラグインでは強制的に静的出力させても問題ないプラグインもあります
例えば、ページフォルダプラグインは強制的に出力しても下位ページの構造が変わらなければ問題なく表示することができます
そういう場合は、上記ダイアログでOKボタンをクリックすると強制的に出力グループの中に加える事ができます
ローカルPCで作成したファイルをFTPでアップロードする場合は、FTP先のURLをBase pathに設定し、一度 [remove html files] でhtmlファイルを削除した後 [Check html] をクリックした後 [Write html] をクリックしてください
静的ページを一括して作成されるので、[Create zip file]でzipファイルを作成ダウンロードし、解凍したファイルをFTPでアップロードしてください
必ず [remove html files]でhtmlファイルを削除してください、削除しない場合は例えばフォルダプラグインでつくられた静的ページの内容が更新されないため、ページを追加しても一覧表に反映されない等の不具合が起こる可能性があります
静的/動的ハイブリッド運用の場合は、Check htmlをクリックした後、静的ページにしたいページのボタンをクリックするだけでOKです
できるだけ静的ページにした場合は、Check htmlをクリックした後Write htmlをクリックしてください
静的ページを一括して作成できます
なお、静的/動的ハイブリッド運用時、ページフォルダなどで作成されたページを強制的に出力グループに加えている場合以下の不具合が出る場合があります
理由は、以下のとおり
これらののことから、以下のように運用してください
なお、静的/動的ハイブリッド運用の場合は、一端、[remove html files] で全静的ファイルを削除しても動的表示は行えるのでサイトの運営には影響ありません