OneThird CMS

Lightweight CMS for Small website, Web application framework.

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OneThird CMSのプラグイン機構について

OneThird CMSのプラグイン機構について、プラグイン機能は2種類(2タイプ)用意されています

一つは、ページの構成要素であるブロックを追加する機能

単にプラグインと呼んでいます

もう一つはテンプレートモジュールでページにプログラムを割り当てる機能です

一見、プラグインがWrodPressのプラグインに、テンプレートモジュールはカスタム投稿に近いように見えますが、実は大きく違います


その説明をする前に、プラグインとは何か?ということですが

ここでいうプラグインとはCMS自体に修正を加えずにCMSに機能追加する仕組みのことだと思ってください

OneThird CMSでは他のCMSに比べあまり制約がなく非常に柔軟に機能追加することができます


プラグインは、OneThird CMSが提供するブロックシステムのブロックを提供する仕組みです


OneThird CMSのページはブロックシステムを採用しており、ページは複数のブロックを積み重ねた構造になっています

ページを作成した状態では、標準の編集ブロックが一つ作成されている状態です

OneThird CMSでは標準で様々な機能を持つブロックが提供されており、ブロックメニュー(ページにフォーカスが当たったとに、右上に表示されるホバーメニューの事)から自由に追加削除、表示順番を変更することができます


このブロックを、ユーザー独自の物として追加できる機能をプラグインと呼んでいます


対して、ページにphpプログラムを割り当てる機能を、テンプレートモジュールと呼んでいます

ページプロパティから、 /files/1/plugin または、files/1/data 直下にあるphpプログラムをページ描画前に呼び出すことができます

OneThird CMSでは、一旦グローバル変数 $htmlにHTMLの構成要素(header,section,article等)ごとの配列にデータを収納した後、表示する仕組みを採用していますので、テンプレートモジュールが呼び出された後自由に変更することができます


テンプレートモジュール、プラグイン共どちらも同じようなことができますが、大きな違いはプラグインは編集ユーザーでもUI操作で追加できるのに対し、テンプレートモジュールは管理者権限がないと操作できないということです


CMSを納品するとき、お客様に触らせたい機能はプラグインで書き

CMS自体に大幅な変更を加え、かつお客様が触ると危険な機能をテンプレートモジュールで書きます


ポイントは、テンプレートモジュールの場合特定フォルダにテンプレートモジュールを割り当てておけば、それ以下のページにはUI操作無しで自動的にテンプレートモジュールが割り当てられる為、お客様は意識せずに使えるという点です


この機能は、OneThird CMS独自の仕組みで、他のCMSにはなく非常に使いやすい最大のポイントだと思います

是非Web製作者の皆様には、テンプレートモジュールを使いこなしていただきたいと思います