OneThird CMS v1.3x unbreakableからシステムテーマが v7 から v8にバージョンアップしました
システムテーマとは、OneThird CMSのシステム管理機能を提供する共通テーマです
システムツールバー、ダイアログ、パンくず等の基本的な機能とデザイン(CSS)を提供します
構成するファイルは
/css/base.css
/css/onethird.8.css
/css/comm.less
/files/1/admin.tpl
/files/1/admin.css
/files/1/theme.php
です
システムテーマは、OneThird CMSのインストール時に、/tplフォルダからコピーされます
システムテーマは後方互換があり、以前のテーマ(v7)も使用することができます
v8以前にインストールした状態ではシステムテーマはv7のままであり、移行作業を行わない限り以前のままに状態でお使いいただくことができます
v8では、会員制ホームページを意識し、システムツールバーの形状をページ上部に表示するようになりました
v7から変更点として
onethird.7.cssに定義されていたonethird-pagination、onethird-dialogを、theme.cssに移動しました
テーマを制御するプログラムは、theme.phpにまとめてあり、システムツールバー関連のプログラムが一新されています
また、システムメニューの追加が以前より解りやすくなり、編集画面のボタンスタイルもより解りやすく改善されています
theme.php中の function custom_toolbar() で、ツールバーのメニュー追加/削除が行えます
$html['system_toolbar']['MENU']['1']にBasicメニュー
$html['system_toolbar']['MENU']['10']にAdvancedメニュー
$html['system_toolbar']['MENU']['11']にSystemメニュー
が設定されています
theme.php中の function get_main_visual()で、メインビジュアルの画像を設定できます
設定はテーママネージャーで行うことができます
theme.php中の function get_main_catch_str()で、メインビジュアル隣のキャッチコピーを設定できます
設定はテーママネージャーで行うことができます
theme.php中の function get_gnav()で、グローバルナビゲーションを設定できます
設定はテーママネージャーで行うことができます
get_main_visual、get_main_catch_str、get_gnavは使用しない場合は削除しても構いません
v7を使って構築されたサイトに、v1.30を上書きしてもv7のままで動作し影響はありません
v7をv8に移行するには、以下の個所を変更してください
files/1/data/theme.phpの system_toolbar() を v1.3x/tplのtheme.phpの system_toolbar() と置き換える
同時に、custom_toolbar() をコピーする
v1.3x/tplの comm.less を files/1/data/ に上書きコピーする
管理画面用の admin.tpl, admin.cssも同時にコピーする
変更したいページのテンプレートのシステムメニュータグ $call('system_toolbar') の位置をbodyタグ最終位置から先頭位置に移動する
function custom_toolbar()で、自由にメニューを変更することができます
変更は、グローバル変数の$html['system_toolbar']を直接変更してください
$html['system_toolbar']の階層は、一つ下の2階層まで作ることができます
配列のキー、または配列中に['caption']という項目を追加するとタイトルとして扱われます
例:
メニューバーにGoogleという項目を追加し、クリックするとGoogleに移動
$html['system_toolbar'][] = "<a href='http://google.com'>Google</a>";
メニューバーにGoogleという項目を追加し、クリックするとGoogleに移動
$html['system_toolbar']['Google'][] = "<a href='http://google.com'>Google</a>";
メニューバーにSearchという項目を追加し、クリックするとGoogleを含むサブメニューが表示される
$html['system_toolbar']['Search'][] = "<a href='http://google.com'>Google</a>";
メニューバーにSearchという項目を追加し、クリックするとGoogleを含むサブメニューが表示される
otherというサブメニューをクリックするとYahooが選択できるようになる
$html['system_toolbar']['Search'][] = "<a href='http://google.com'>Google</a>";
$html['system_toolbar']['Search']['other'][] = "<a href='http://Yahoo.co.jp'>Yahoo</a>";
expandオプションをつけると、下層メニューを最初から展開表示する
また、folderアイコンをつけると、アイコンをつけることができる
$html['system_toolbar']['Search'][] = "<a href='http://google.com'>Google</a>";
$html['system_toolbar']['Search']['other'][] = "<a href='http://Yahoo.co.jp'>Yahoo</a>";
$html['system_toolbar']['Search']['other']['expand'] = true;
$html['system_toolbar']['Search']['other']['icon'] = $ut->icon('folder');